スポンサーサイト

  • 2020.06.08 Monday

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 0
    • -
    • -
    • -

    『懲役339年』(伊勢 ともか)

    • 2020.05.04 Monday
    • 20:00

    JUGEMテーマ:おすすめの漫画

    伊勢ともか先生のデビュー作。

    初めて描いた漫画でこのクォリティは驚異的としか言いようがない。

     

    懲役339年

     

    あらすじ

    “懲役339年を言い渡されたハロー・アヒンサーは獄中で息絶える

    しかし、彼の死後、その生まれ変わりとされる子が投獄され...”

     

    ハロー・アヒンサーの生まれ変わりとされる人間の、何代にも渡る物語。

    法とは、社会通念とは、善悪とは、それらに疑問を投げかけるメッセージ性が良かった。

     

    ■物語

    序盤は主人公ハローの刑務所内でのエピソード中心。

    だが、すぐに登場人物が入れ替わったり、増えたりして話が膨らんでゆく。

     

    すごい勢いで広がった風呂敷が僅か4巻でちゃんと畳まれてキレイに終わる。

    少ない話数ながらも、すさまじく濃い内容だった。往年の手塚治虫や藤子不二雄の短編くらい濃い内容だった。

     

    ■作画

    序盤はおせじにも上手じゃない。描きなれていない感がすごくある。

    でも、内容を伝えるには十分だし、ドンドン上達していくのを見るのも一興かと。

     

    最終的には、特筆するほど上手にはまだなっていないが、好みの絵柄にはなっている。

    あと、第1話の独特(独学?)な絵もユニークで見ようによっては面白いと思う。

     

    ■キャラ

    主人公のハローが代替わりするので、まるで同じ世界観の違う作品群を読んでるようだ。

    脇役や敵役もなかなか味があってイイ。しかも、短いページ数でそれぞれのキャラを立たせてるのも素晴らしい。

     

     

    評価:★★★★★(『デビルマン』並みに濃い傑作!老若男女に薦めるが、特に10代20代の若人に読んで欲しい)

     

     

    独り言:

     

    作者の伊勢ともか先生は本作がデビュー作。

    しかも、本作以前にはほとんど漫画を描いたことがないらしい。

    これは鳥山明御大レベルのすごい新人だと思った。

     

    言われて見れば、(特に作者本人が全部描いた序盤の)背景や効果の描き方がすごく独特だ。

    描きなれていないと言うか、一般的な日本漫画のセオリーから外れている。かと言ってアメコミやヨーロッパとも違う。

    良くも悪くも、我流だったんだろうな。途中からアシスタントが付いたのか、背景や効果が安定する。

     

    発想力、メッセージ性、キャラ造形など今後がとても楽しみな作家だ。

    どうか、心折れず作品を世に出し続けて欲しい。オラえもんは楽しみにしている。

    スポンサーサイト

    • 2020.06.08 Monday
    • 20:00
    • 0
      • -
      • -
      • -
      コメント
      コメントする








          

      PR

      calendar

      S M T W T F S
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      3031     
      << August 2020 >>

      selected entries

      categories

      archives

      links

      profile

      search this site.

      others

      mobile

      qrcode

      powered

      無料ブログ作成サービス JUGEM